内視鏡用炭酸ガス送気装置 OLYMPUS UCR

内視鏡用炭酸ガス送気装置 OLYMPUS UCR を導入しました。

おかげ様で当院ではこれまで 8500 件の内視鏡検査を実施させていただきました。 この中でいかに患者さまに優しく、かつ正確な診断、治療を行っていくかを考えていくことは内視鏡専門医として当然の責務であります。 この一環として当院では内視鏡用炭酸ガス送気装置を導入いたしました。

これは内視鏡検査では腸管を細かく観察するために通常、空気をいれて腸管のしわを 広げながら細かく粘膜の状態を観察しますが、特に検査後に空気が腸管内に長時間残存し 検査後の腹部の張りやそれによる痛み、不快感がしばらく続くことがあります。

空気の代わりに炭酸ガスを使用することで大腸内のガスが空気よりも 200 倍近く早く吸収されるといわれており、術後に腹部の張りの軽減やポリープ切除時の不快感軽減、合併症予防にも役立ちます。