NBI(Narrow Band Imaging)内視鏡検査
クリニックで採用している内視鏡機器はNBIと呼ばれる特殊な光を用いることもできる内視鏡検査で、次世代の内視鏡として2006年に発売された最新の内視鏡機器です。
NBIにより粘膜表層の毛細血管が強調して表示されるので小さな病変も発見しやすくなります。 早期がんではまず粘膜表面の毛細血管が増える、拡張するといった毛細血管の変化が表れるので、通常の検査ではまだわかりにくいような病変もNBIにより発見しやすくなるのです。
NBIへの切り替えは通常の検査を行いながらボタン操作一つのみで出来るので、通常通りの検査をしている感覚で精密検査が可能です。 これまでは病変をはっきりさせるため色素をまいて内視鏡観察する色素散布による精密検査が行われていましたが、食道がんの早期発見に役立つ色素検査は、胸やけなどの刺激症状が出るなどの苦しい検査でしたが、NBIを利用することにより苦痛なく精密検査することが出来ます。